【サイズ】 ・コースター(小):90×90×8mm ・コースター(大):120×120×8mm
秋田の厳しい冬を耐えながら生きてきた秋田杉は、年齢幅が細かく、節の無い美しい柾目と光沢が特徴です。 弾力性に富み、きわめて軽量、そして秋田杉のもつ豊かな木肌の風合いは食を彩る器として、スタイルを選ばず、さまざまなシーンにフィットします。 この、良質な秋田杉を使用した大館工芸社「和杉-WA-SAN-」シリーズは、弁当箱として、重箱として、持ちやすさを追求し、多目的な機能と美しさを兼ね揃えた最高傑作の器です。 パンフレットはこちらからどうぞ(PDF)
秋田民謡の『秋田音頭』にも謡われている、大館曲げわっぱ。 関ヶ原の戦い後、佐竹義宣候が水戸より秋田へ禄高を減らされ移ってきたとき、領内の民は窮乏が激しく、その日の生活に困るものもおりました。当時杣夫(そまふ)が杉の柾目板を割って、曲げ物の器を作りそれを弁当として利用していたのを見て、大館城主佐竹西家は領内の豊富な秋田杉を利用して、窮乏を救うため下級武士達に命じ副業として、曲げわっぱの製作を奨励したといわれています。また、農民には年貢米の供出代替として、山から城下まで原木を運搬させたといいます。製品は酒田・新潟・関東などへ運ばれました。江戸時代末期から近代にかけて職人たちが技法を受け継いできましたが、プラスチック製品の出廻り等により他産業への転向が相次ぎました。現在では、曲げわっぱの美しさ・使い易さが本物志向の方に愛され、多くの方々にご愛用いただいております。
■秋田杉は柔らかい素材です。手荒な扱いをすると破損の原因になります。 ■使用中に表面の塗装皮膜を箸などで強く傷つけると水垢等の汚れが沈着し、シミが出来ますので丁寧にお取り扱い下さい。 ■使用後はお湯または水で汚れを綺麗に洗い流し、必ず乾いた布でよく水分を拭き取って下さい。また、湯水に長く浸したり、固い物と一緒に洗わないで下さい。 ■保管の際には火の側や直射日光の当たる場所は避け収納して下さい。 ■磨き粉やタワシ等は皮膜に傷をつけますので使用しないで下さい。
Q.洗剤で洗ってよいですか? A.ウレタン塗装の場合は毎日洗剤を使って洗って下さい。 ただ、無塗装の場合は洗剤を使用しないで下さい、洗剤の色が着いてしまいます。
Q.曲げわっぱの器の底が黒くなってきました。何故ですか? A.箸などで底を突いたりすると塗膜がとれて水が入り黒ずんできます。 黒くなった部分は塗りなおしても全くなくなることはありませんのでご了解下さい。 (曲げわっぱは使っているうちに色が黒くなってゆくものです。そういう器であるのだとお考え下さい)
Q.電子レンジでの温めはOKですか? A.駄目です。食器乾燥機も駄目です。
Q.油物や色の濃い食べ物を入れても大丈夫ですか? A.塗装しているものは大丈夫です。 無塗装のおひつなどは吸収して色がつきます。
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