曲げわっぱの美しさ・使い易さが本物志向の方に愛され、多くの方々にご愛用いただいております。 【サイズ】 ・丸一段重:183φ×47mm,900cc ・丸二段重:183φ×94mm,1800cc ・丸三段重:183φ×135mm,2700cc
家族や親しい仲間とかこむ食卓に、優しい木の風合いがなごみの時間を演出します。
秋田民謡の『秋田音頭』にも謡われている、大館曲げわっぱ。 関ヶ原の戦い後、佐竹義宣候が水戸より秋田へ禄高を減らされ移ってきたとき、領内の民は窮乏が激しく、その日の生活に困るものもおりました。当時杣夫(そまふ)が杉の柾目板を割って、曲げ物の器を作りそれを弁当として利用していたのを見て、大館城主佐竹西家は領内の豊富な秋田杉を利用して、窮乏を救うため下級武士達に命じ副業として、曲げわっぱの製作を奨励したといわれています。また、農民には年貢米の供出代替として、山から城下まで原木を運搬させたといいます。製品は酒田・新潟・関東などへ運ばれました。江戸時代末期から近代にかけて職人たちが技法を受け継いできましたが、プラスチック製品の出廻り等により他産業への転向が相次ぎました。現在では、曲げわっぱの美しさ・使い易さが本物志向の方に愛され、多くの方々にご愛用いただいております。
■秋田杉は柔らかい素材です。手荒な扱いをすると破損の原因になります。 ■使用中に表面の塗装皮膜を箸などで強く傷つけると水垢等の汚れが沈着し、シミが出来ますので丁寧にお取り扱い下さい。 ■使用後はお湯または水で汚れを綺麗に洗い流し、必ず乾いた布でよく水分を拭き取って下さい。また、湯水に長く浸したり